プロデューサーレターVol.5を公開
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『ブレイクマイケース』プロデューサーレター Vol.5
ごあいさつ
Aporiaオーナー代理の皆さま、こんにちは。『ブレイクマイケース』プロデューサーの今井です。
2024年5月9日のリリースから、ついに1周年を迎えることができました。この1年間、21人のAporiaスタッフたちを見つめ、物語や音楽に耳を傾けてくださった皆さまからのまなざしやご意見に、僕たちは日々背中を押されてきました。あらためて、深く感謝申し上げます。
華やかな装いのAporiaスタッフたちと今日を迎えられた今の光景を、1年前の僕たちに見せてあげられたなら、どれだけ勇気づけられただろうと思います。実際のところ決して平坦とは言えない道のりでしたし、思うように皆さまの期待にお応えできなかった部分もあったと自覚していますが、それでも歩みを止めずに来られたのは、ブレマイを応援してくれたオーナー代理の皆さまがいてくださったからです。
とはいえ、僕たちにとってこの1周年は「やり遂げた」というより、「ようやく入口に立てた」と感じるような通過点です。『Knotting Point』というサブタイトルにも込めたように、ここから先、ほどけていく糸もあれば、新たに結ばれる糸もある。ブレイクマイケースという大きな物語は、ようやく本格的に動き始めるところです。この1年間で築かれた関係性を今一度しっかりと結び直しながら、Aporiaという場所で起きていく出来事や21人のスタッフのこれからを、今後も見届けていただければ幸いです!
1周年という節目をむかえて
1st Anniversary イベントについて
今回の1周年イベントは、部署ごとの"集結感"、Aporiaという組織の“ひとつの塊”としての魅力を改めて感じていただけるよう設計しました。
これまではブレマイのビジュアルはスタッフ個別のイベントカードイラストが中心でしたが、今回は初めて部署ごとの集合ビジュアルに挑戦しています。“6部署の魅力を真正面から届ける” ことをテーマに、王道な華やかさを意識して制作しました。
イベントストーリーでは、豪華客船を舞台に、Aporiaスタッフ全員が “妨害代行” という一風変わった依頼に挑みます。本日公開の後半ストーリーでは、依頼人の思惑どおりに物語を“乱す”という特殊な任務に臨むなかで、“代行とは何か?” を見つめ直していくスタッフ達にも注目してください。
サウンド面でも、部署ごとの "集結感" で魅せるという狙いを反映し、本部はディスコ、交際部はヒップホップ、管理部はジャズ……といった、おなじみの部署別サウンドデザインを全開で表現した新規パズルBGMをイベント限定プレイリストに取り揃えました。まさにブレマイサウンドトラックの集大成ともいえる、めちゃめちゃドープなプレイリストとなっていますので、じっくりお楽しみください!
アプリ内イベント「ブレイクマイケース 1st Anniversary」は、5月22日12:59 まで開催中です。どうぞ引き続きお楽しみください。
ブレイクマイケースの1年間をふりかえって
この1年、ブレイクマイケースではいろんな試行錯誤を重ねてきました。
ストーリーでは、6つの「Prequel」ストーリーやパーソナルストーリーを通じて、各部署・各スタッフのバックグラウンドを描いてきました。まだまだ断片的ではありますが、スタッフたちの人物像にリアルな“奥行き”を感じていただけたのではないかと思います。そしてついに、メインストーリーも Thread 2 も動き出しました! 今後も「この人のこと、もっと知りたい!」と思っていただけるよう、過去・未来を丁寧に描いていく予定です。
ビジュアル面では、毎回のイベントカードビジュアルを通して、幅広い方向性のアートに挑戦してきました。そして何より、「ブレマイパーティ」で配信した雪広うたこさんの描き下ろしイラスト に大きな反響をいただけたことがとても感慨深かったです。カードイラストとは異なる切り口からスタッフの魅力を引き出していただき、ブレマイの世界に特別な輝きを添えていただきました。こうしてご一緒できていることに、あらためて感謝しています。
音楽は、ブレマイを語るうえではもはや欠かせない要素となりました。『Kick Off Conference』や『1st Anniversary Conference』での生演奏、さらにはDJイベント『BMC Groovin’ Night』と、サウンドまわりの活動の幅も広がりました。ブレマイは企画当初から “ここまでインストBGMに力が入った女性向けゲームはない” という状況を作りたい!というビジョンがあったので、音楽系イベントにご満足いただいたのは僕たちにとっても大きな手応えでした。そして何より、27曲もの『パーソナルソング』をお届けできたこと。音楽がキャラクターを語り、キャラクターが物語を引っ張っていく──そんなブレマイらしい全体像が確かに生まれた1年だったと思います。
ゲーム体験としても、「特殊ルール」パズルの導入や、カフェバー形式のイベント、バックグラウンド再生機能などのアップデートを実施してきました。なるべく単調にならない遊びを追求しつつも、日々ブレマイをプレイするハードルを少しでも下げられる ような遊び方を目指して、改善を続けています。
最後にこの場を借りて、ブレマイのリアルな世界を共に築き上げてくれた多くのクリエイター、開発メンバー、そして数えきれないヒントや気づきを与えてくださったユーザーの皆さんに最大限の感謝を申し上げます。
2年目に向けての展望
2年目のブレイクマイケースも、熱意を1ミリも絶やさず進歩していきます。まだ描ききれていない物語や、お見せできていない各スタッフの一面、新たな音楽体験、これまでにないゲームの形など……挑戦したいことがめちゃめちゃあります!
まずは、Aporiaという組織の過去に触れる情報が明かされていく メインストーリー Thread 2 の続きにぜひご注目ください。また、スタッフたちの背景がさらに深く掘り下げられていく パーソナルストーリー も順次公開予定です。多くの方に更新を心待ちにして頂いている中で、頻繁にお届けすることができず誠に申し訳ございませんが、お時間をいただいている分、どのエピソードもキャラクターの新たな魅力を感じていただけるよう丁寧に制作を進めておりますので、引き続き楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。
「Prequel」ストーリーは、今後フルボイスでの配信が決定しました! この1年で大変ご好評を頂いた当シリーズのストーリーですが、声優さんの演技の力を通じて、キャラクターたちの心情や関係性がよりリアルに伝わる形で再びお届けいたします。あわせて、音楽面でも新たな挑戦を準備中 です。まだ企画段階ではありますが、ソロ歌唱のパーソナルソングに加えて、今後は複数のスタッフで歌う楽曲など、これまでにない切り口の楽曲制作も計画中です。
ゲーム面でも、今後さらなるアップデートを予定しています。正直なところ、今の「パズル」や「スピン」だけで何年もブレマイの遊びを展開していくのはちょっと "勿体ない" と感じるところもあります。せっかく音楽もキャラクターも設定も揃っているのだから、何か新しい遊びのかたちを模索していきたい とも考えており、アプリの進化アイディアを鋭意準備中です。
まだお伝えできないことも多くて申し訳ありませんが、2年目のブレマイは、きっとこれまで以上に“ブレマイらしさ”を深めた姿で皆さまにお届けできるはずです。どうぞ楽しみにお待ちください。
さいごに
21人のAporiaスタッフには、まだまだ描かれていない "境遇" や "意志" があり、さらには "未来" があります。彼らがどんな道を歩んできたのか、そしてどこへ向かおうとしているのか──そのすべてを、丁寧に時間をかけて描き続けていきたいと思っています。また、物語のみならず、物語に彩りを添えるキャラクターイラスト、音楽、ゲーム体験にも全力で向き合いながらブレマイを育てていきます。
これからもめちゃめちゃ頑張りますので、どうぞ2年目のブレマイもよろしくお願いいたします!
ユーザーアンケート実施のお知らせ
第3回目の ユーザーアンケート を5/22(木)より公開・受付開始予定です。今後のブレマイの展開や、アップデート開発の参考といたしますので、ぜひたくさんのご意見をお寄せください。ありがたく拝読させていただきます。
今後ともブレイクマイケースをよろしくお願いいたします。